高精度の赤外線サーモグラフィで壁面を測定し浮き部の有無を調査。
壁面の浮きなどの劣化は、建物の外見の悪化だけでなく、壁面の剥離・落下等の危険があります。
これを診断するため、非接触にて遠方から調査することができる赤外線システムによる外壁調査です。
通常の検査と違い、足場等の設置の必要が無いため、スピーディ、なおかつ高精度な調査をすることができます。
計測→解析→レポートを高性能赤外線システムでスピーディーに行います。
※InfReCはNEC AVIO社の登録商標です。
SRFは、弱点を直接補強して、超大地震に対しても使用性と安全性を最小費用、最大速度で確保します。
現在の耐震設計法は、1923年の関東大震災から1960年代までの地震活動の静穏な時期に確立しました。3.11をはじめとする最近の地震は、この時代の記録を遙かに上回っており、現行基準の想定を大幅に超える地震に対する新たな対策が求められています。
柱
主要な柱をSRFで巻き立て補強することにより、仮に大きく変形しても形状を保持し倒壊しない構造物とすることができます。丈の短い柱(短柱)や、大きな圧縮力を受ける柱(高軸力)であっても破壊せず大きな靭性と強度を発揮することが実験で確認され、(財)日本建築防災協会からも技術評価されています。鉄板巻きや炭素繊維・アラミド繊維などでは実現できなかった性能です。
耐震壁
コンクリートの耐震壁にSRFベルトを短冊状に貼り付ければ、ひび割れに弾性的な復元力を与え、大きなエネルギーを吸収して崩壊しない壁にすることができます。鉄板や炭素繊維はコンクリートの圧縮力にも抵抗するので、貼り付けても剥がれてしまってほとんど効果がありませんでした。圧縮力を受け流して引張力に弾性的に抵抗するSRFだから、初めて達成することのできた補強効果です。
雑壁・ブロック壁
雑壁・ブロック壁にSRFのシート状補強材を貼り付けることで、崩落を防止して使用性を確保しながら地震エネルギーを吸収する耐震要素とすることができます。地震で被災した壁に樹脂を注入しても、次の地震で樹脂のそばのコンクリートが破壊するので、また補修する必要が生じます。 SRFはひび割れに弾性的な復元力を与えて周囲のコンクリートも補強するので、この問題を避けることができます。
※SRFおよび包帯補強は構造品質保証研究所の登録商標です。